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能面と狂言面 仮面の制作と修復 面打師 叶 忠鷹 Tadataka Kano Website

 

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能面制作・修復をはじめ、皆様の人生のお愉しみ「木彫・能面教室」を開講して居ます。素敵で面白く、不可思議な日本・仮面の幽妙美を心行くまでご堪能下さいまし。

「一期一会」

 

 

三寒四温を経て、春らしい陽気になり、ものづくりには最適なシーズンです。さて、今月は、10日より16日まで上野・東京都美術館での展覧会もございます。(詳細は、ご案内ページからご覧頂けます)能面は顔だけですが、それ故に迫力ある幽玄性を秘めた木彫仮面だと思います。完全手作業のものづくり、素敵な作品に仕上げるまでには、野暮な所、非常に手間も掛かりますが、心豊かに人生の彩と成ります。お時間ございましたらば、桜見物の合間にお出掛け下さいませ。

 

 

                       平成二十九年 四月 
                            叶 忠鷹                               

ごあいさつ

 

室町時代中頃より江戸時代末期頃までは、各家に於いて世襲制として代々継承されて来た「面打・めんうち」という家業でしたが、能楽の衰退と共に当然面打家業は衰退し、途絶えました。そして、明治時代に入り、新たにこの道を志した先人がいらっしゃり、現代世襲制は崩壊しましたが、「心の継承」が成されて居ます。

 

修業して参りました事を、インターネットを通じて、手軽に伝えられる事は、非常に有り難い事です。どうぞごゆるりとお愉しみさいませ。

 

能・狂言の舞台に華を添える道具「能面・狂言面」には、一面一面に奥深い精神性がございます。基礎が完成された室町時代より大きく変わらない内面性・造形の仮面は、現代の能舞台にも生き続けて居ます。

 

ユネスコ無形文化遺産にも認定されました「光と陰の物語」。その歴史ある、能・狂言の曲に準じ、色気ある面は美麗に、険しく厳しい面は荘厳に、表面的な造形にならぬ様、精神性の欠けぬ面打を志して居ます。

「業(ごう)を打つ」

「面を打つ」と書いて「面打」

 

 

能面は「無表情」と言われますが、違います。無限過ぎて「無」になって居るのです。

 

能面・狂言面は「木」で制作致します。そして、制作する事を面打(めんうち)と言います。「彫る」と言わず「打つ」と言い、「おめん」と言わず「おもて」と言います。伝統有る仮面制作ですので、表面的な工作では無く、先人が創り上げて来た「心」を継承し「打ち込む」・「打ち表わす」事から言われます。そして、その「無限の心」が逆に「無表情」にも観える「喜怒哀楽を感じる仮面」と成り、自然界の雄大さや、心のありようを表現する能舞台に於いて用いられます。

幽妙之面

御要目

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